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第8話 編み米に米。
炊きたてのご飯はうまい。 うまい米だともっとうまい。 おかずなど要らぬのだ！ 個人的な好みを云うと、 もちもち食感が好みであるからして。 日本津々浦々、祭りや神がかる儀式には かかせない供物「米」。 八十八なぞらえて米寿。 玄米、白米、もち米、古代米もある。 この一粒の米のなかに お米農家のみなさん、 豊年エビ、おたまじゃくし、カブトガニ、 タニシと合鴨、スッポン、微生物、...
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第9話 撓む編みスプ～ン
何かと便利なスプーン。 スープ飲む時、とても便利。 瓶からジャムを取るのも便利。 穴を掘るにも役立ったり ごく一般的なスプーン。 銀ですか？ 金ですか？ それとも、陶器ですか？ いえいえ、編みです。 編みスプ～ン！ ただの編みスプ～ンではありませんよ！ ここからが、編みつぶしの本領発揮でござあ～い！ 「実録！これぞ超編み能力！撓む編みスプ～ン！！！」 昔、昔、子供の頃...
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第10話 石油ストーブを点ける際には、
寒い寒いと思いきや、もう冬なのだ。 冬は、星空がきれいに見えるから好きである。 冷たく澄んだ空気を透かして見える星々は、 どうかひとつ観てやっておくんなましと、光り瞬き輝いている。 きれい極まりない。 暖かい格好をして町灯りの無い場所へ行き、 寝転んで星空を眺めたいと常に思ってはおる次第。 熊や、何だろう何か手に持っている妙な人には 夜なので気を付けて頂きたいものである。何卒。...
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第11話 オフィスに欠かせぬ「編み付箋」
オフィスにて、 絶え間なく人の出入り激しく。 引っ切り無しに電話が鳴り 飛び交う言葉も拾いきれない。 丁度良い大きさの紙の上に、 掬った言葉を走り書き、正確に逸早く相手に伝える。 働き過ぎには、休養を。 疲れたカラダには、ビタミンウォ〜タ〜を。 荒んだココロには、あみつぶしを。。。。 いつ頃からなのでしょうか、 丁度良い大きさの紙の裏に、糊があまくつき始めたのは、 その特殊な糊のお陰で、...
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第12話 「専用の編み立体メガネでご覧ください」
３Ｄと云えば思い出す、 はじめて観た立体映像シリ〜ズ「飛び出す映像」。 子供の頃、当時流行りの映像が飛び出す映画を ＴＶで観た記憶がある。 放映前から飛び出す！飛び出す！と、 編み村唯一の小学校でも話題になっており、 楽しみにしていた。 そしてとうとう、その日がやって来たのである。 ＴＶの前で正座をして観ていたのであるが、 赤・青・モノクロ（カラー）の映像が...
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第13話 「理想のカ～ブも思いのまま編み糸鋸活用。」
モノづくりには発想が欠かせないが、道具も必要となる。 さまざまな道具があり、さまざまな活用方法がある。 そして、さまざまなモノをつくるのだ。 いや、さまざまに編みつぶすのだ～～！ さて、今回の「あみつぶし」は こちらです。 お気付きになられましたでしょうか？ それでは、 もう１枚、コチラです。 もう～お解りですね！ そうです。そうなんです。 編み糸鋸を編み候。 糸鋸は、好きである。...
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第14話 よくある卒業編み証書と編み筒がある風景。
とある公園へと とある散歩をしておると とある高校生達が向こうから来る。 並列、時に二列と狭い道。 ガヤガヤわいわい実に楽しげな 学ラン自転車軍団の後ろから、 ひとりは髪を後ろに一本束ね、 もうひとりは肩までの髪の二人組。 きらきらさらりと自転車に風もやわらかい 清々しい女子高生が見え隠れする。 手前の粘着した暗黒なる塊が よりいっそう清らかさを際立たせる。 闇を抜けると...
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続、編みつぶし 第1回 食パンの袋の「あの、あれ。」編み留め具のある風景。
朝食は、パンではない。 白い御飯が好ましい。 しかし、たまには食する食パン。 厚切り、薄切り、 クルミ、ライ麦、レーズン入り、 食パンと云えども、種類が豊富。 パン屋さんでは、 素材重視の素朴なパンたちが オシャレに並ぶ。 店の奥から香ばしいパンの薫り。 自慢のジャムや蜂蜜も目に留まる。 どれもこれもが、美味しそうだ しかし、しかし、物足りないのだ。 何がって、...
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続、編みつぶし第2回「吹くと丸まった紙が伸びて戻って来る編み玩具。がある風景。」
いつもは何にも無い広場。 来る日が来た。 祭り。 うきうきする。 花火が上がると、いてもたってもいられない。 ド田舎編み村にも祭りはあるのだ。 当時の小学生の楽しみなんぞ知れておる。 走る。登る。弄る。つっつく。飽きる。気になる。 いつもは何も無い広場。 とうとう夜が来た。 入り口からずずずずらりと並ぶ夜店。 烏賊釣り漁船より明るいライトが煌煌と。 気分は烏賊だ。（虫でも可）...
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続、編みつぶし第3回「早め早めに伝えたい。”もめ事ゼロ編み腕輪”がある風景。」
ファッションとしてもおしゃれなブレスレット。 産まれたときや入院時などにはネームバンドを着けてみたり。 スポーツする時や願いや思いを込めたリストバンドもある。 大昔から宝石や骨や貝などなどを使ったり、 今では好きなパーツを合わせて自分だけのオリジナルも楽しめる腕輪。 ちょっとした時に、さりげなく手首に光る編み腕輪なんぞ。 涼しげにグリーンで。 いかがかしらと。。。編み候。...
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